はるの英語漂流記

40代でもゆるゆる英語を勉強中。ようやくTOEIC870。洋書ときどき暮らしの雑記。

オーディオブックで多聴をはじめてみる 2

多聴&シャドーイングを始めて3ヶ月、大きな変化を感じたのはHarry Potter#1シャドーイングしていた時でした。なんと、シャドーイングをしながら所々内容が頭の中に入ってくるのです。シャドーイングは内容を考えてはダメだと指導されていたので、シャドーイングの教材としては一旦使用中止。しかし、少し前にこのCDを聞いたときにはさっぱりリスニングできなかったので、びっくりでした。さすがに聴くだけではまだハードルが高いだろうと、聴き読みにチャレンジ中です。チャレンジ結果はまた後日!

 さて、この3か月で多聴した主な本はこちら↓

こうやって並べると、結構聴いたなぁ。

そして気づいたこともいくつか。

1つ目は、ネイティブナレーションへの慣れ。

ORTを卒業してAmelia BedeliaやNate the Greatを初めて聴いたとき、焦りました。「あれ、文章簡単なはずなのに、聞こえない・・」でも、繰り返し聴いたり、同じシリーズの本をいくつか聴いているうちに、聞き取れるようになりました。ナレーターの発音?はしょり?スピード?への慣れっていうのもあるのかも。ORTはゆっくりきちんと発音してる感じですもんね。慣れが解決しました。

 

2つ目は単語。

単語は絵とセットじゃないと身につきにくいと実感。ORTで出てきた単語は必ず絵の中にヒントがあって想像しやすく、また次に出てきたときも直ぐに思い出せました。一方で、Magic Tree Houseの8冊は分からない所に付箋を貼って調べる作業をしたけれど、何度も何度も同じ単語を調べるはめに。「もう、前も出てきたのに!」なかなか覚えられない。。。字ばっかりの小説の中で単語の意味を想像するのにも限界があるし、英語=日本語訳で覚えた単語って忘れる。。。

そしてもう、調べるのがメンドクサイ。語数が増えるに従って、調べていられなくなりました。私はMy father's dragonの2冊目、Elmer and the Dragonで、「あー、もう調べるのやめた!知らんでも困らん!」となりました。分からない単語が出ても、恐れずススム!小説本で単語力を上げるのは止め!単語は絵か映像のある物を使いながら、そのうち覚えるのに任せようと思います。

 

3つ目は一言一句に捉われず、潔く流すこと。

My father's Dragonまでは、全文章、完全にリスニングしてやろうと頑張ってたんですが、There's a boy in the Girl's bathroomを聴いて、気持ちが変わりました。内容が気になって集中してくると、一言一句まで気にならなくなってくるんですよね。これが本来の多聴なのかも。面白い本を選ぶというのも、そのためかもしれません。楽しくない本だと、勉強だからと単語や一文章に意識が向いてしまいますしね。

 

現在は、「きちんとゆっくりリスニング」から、「分からないとこもあるけど気にせずどんどん多聴」という方に切り替わってきています。Harry Potterを聴き読みしてると、もう「この単語の意味って・・」とか「今の文章どんな意味?」など考えてる暇がないんですよね。頭の中がどんどん英語の音に支配されて行く感じ。でも不思議と内容は楽しめるんです。これはやっぱり、Harry Potterの魅力なのか、はたまたナレーションの方の実力なのか。とりあえず続けて、また効果をお知らせしマース。

 

(ちなみにシャドーイングは毎日「5分他言語+10分英語」を3ヶ月。しかし、英語のシャドーイングはいまだにコツがつかめず迷走中です・・・。)