はるの英語漂流記

40代でもゆるゆる英語を勉強中。ようやくTOEIC870。洋書ときどき暮らしの雑記。

中級者が読む最初の洋書【Frindle】

英語多読では必ず紹介されるのがこの本「Frindle」。著者は、Andrew Clementsというアメリカ人の児童作家で、数々の賞を受賞しています。「Frindle」は彼のデビュー作ですが、当時は主な賞を受賞しませんでした。しかし、2016年になって、20年前には評価されていなかった児童書を再評価するフェニックス賞を受賞しています。

 

この本は児童書ですが、大人が読んでこそ面白い本だと思います。5年生の主人公が作り出した新しい言葉「Frindle」をめぐって、教師とのバトルが始まりますが、これが町や世界中を巻き込んでの騒動となります。

 

子供目線だと、教師をやり込めて終わるのが面白い本だと思います。しかし、この本は教師や大人の行動にも注目で、大人が読むからこそ、面白いと感じれる本だと思います。終わりに近づくにつれ、感動が増幅していきます。

 

中級レベルになったら、是非読みたい一冊です。

 

Frindle (English Edition)

Frindle (English Edition)

 

 

レベル 中級 

おすすめ ★★★★☆

語彙数 15,926語

YL 4.0